2010年11月7日日曜日

リアブレーキ パッド交換

リアブレーキを使うと、すり抜け時とかのパワー制御が楽なので、リア多用派です。 前回は7000kmくらいで初回交換。 
えらく走行の少ない時期の交換になったので、少し前後ブレーキのバランスを考えて使用することにして、現在20000km弱で心配な残量になりました。 前回に比べ約2倍の長持ちでした。
足回り、ブレーキ回りは大事なところなので、整備はプロに任せる派なのですが、パッド交換は比較的簡単にできるようですので、初めてトライしてみることにしました。
リア

フロントはこれくらいの残量。 初回交換はまだ行っていません。 フロントの方が随分長持ちですね。

新しいパッドは、これにしてみました。  
「脅威のμ0.7」とか「絶対性動力」言われても、良くわからないけど・・・・これしかありません。
2010年の対応表では、08年式までしか記載がなく、09年式で取り付くのか心配でしたが、店員さんに調べてもらったところ、パーツリストによると08年/09年式は同じパッドが指定されているので、大丈夫とのことでした。(結果、大丈夫でした) 

まずは鳴き防止のためのパッドの角落としです。 ヤスリでゴシゴシ・・・ もう少し落とした方がよいのかなぁ? 銅色の台座にヤスリがあたらないくらいに落としました。 
下が処理前、上が処理後(前後しますが一番上の黒いのが交換後のパッド)

次にキャリパーの取り外しです。 
 キャリパーの左のネジを取り外します。こうすると右側のネジを中心にキャリパが回転します。
あまり無理にキャリパー回すと、ホースに負担がかかり、痛めてしまいそうです。
キャリパーを持ち上げた状態でキャリパを手前に引くと、右側のボルト部分(ガイドピンなのね)が抜けてきます。

マフラーとの干渉を避けながら、キャリパーを奥側に回転させながら右側のガイドピンを抜きます。

スッポン! ゴムのブーツ部分を破らないようにします。

取り外したキャリパーは、傷がつかないように、ぶら下げておきます。

次に、パッドの取り外し。 
2枚のパッドは、サポートに沿って挿してあるだけなので、それぞれ前後に引き抜くことで簡単に取れました。 
パッドの両側にある銅色のサポートは取れませんでしたが、取れちゃうと元に戻すのが厄介だと思い、注意してパッドを取り外しました。


げっ!!!!
パッドと・・・ ピストンの間にあるシム(薄い鉄板のカバー)を古いパッドから取り外して、新しいパッドに取り付けるの忘れた!! (・_・;)  だから素人は・・・・
おまけにパッドは、昨日ゴミの日だったから、すでに廃棄しちゃったよ~~
調べたところ、シムの役目は鳴きの防止や、熱伝導の制御みたい。 ブレーキタッチの関係で付けないこともあるみたい。  ちょっと安心はしましたが、一応、注文して取り付けておくことにしようっと。
でも、このブログを書かなきゃ、シムの存在自体見落としているところでした(^^ゞ

気を取り直して、続きです。
パッド新旧です。 1/4~1/5くらい残っているでしょうか。 この旧パッドで13000km位の走行ですから、あと2000~3000は行けそうです。 でも、心配しながら走るもの嫌ですから、丁度よい替え時です。
パッドの残量が少なくなると、このボッチがディスクロータに当たって、キーキーと警告音出すのね。

ピストンの揉み出し(って言うようです)
幾度かピストンを押し込んだり、ブレーキを踏んで出させたり、数回ピストンをストークさせます。
押し込む場合は、両手でピストンをしっかり押さえ込むと、ジワジワと沈んでいきます。
ピストンを出す場合は、リアブレーキを踏めば出てきます。 どの程度出して良いのかが判らないので、下写真程度に留めておきました。
汚れはしっかりと落として、ピストンにはシリコングリスを塗っておきました。
最後には、ピンストンは押し下げた状態にしておきます。
ピストンを押し込んだところ

最初はこれくらい汚れていました。

WAKOのものと耐熱温度が同じだったので、安いこちらを購入

後は、上記の逆手順で組み立てます。
ネジ締めはキャリパを止めているネジ一本です。 締め忘れ、トルクの過不足がないようにします。
組み立て後、シリンダを出し、パッドをロータにフィットさせるため、ブレーキを動作させます。
ブレーキが正常に効いているいことを確認後、試運転し、完了です!!

利き味!? やっぱり鈍感なのか、前との違いがよくわかりません(^^ゞ